久敬会イベント第3回 ミニ講演会「公共の役割を図書館から考える」

2025年02月27日(木)更新
◆久敬会イベント第3回 ミニ講演会「公共の役割を図書館から考える」報告◆
  • 講師:薬師院(旧姓:二宮)はるみさん(高38回)
         金城学院大学教授(図書館学)
  • 日時:2025年2月8日(土)14:00~16:00
  • 参加者 19名(会場)1名(オンライン)
図書館学を専門とされている、金城学院大学教授の薬師院(二宮)はるみさんを講師にお迎えし、今回は公共図書館について、様々な角度からご講演いただきました。
公共図書館の最も重要な役割は、知識、文化、情報がいつでもみんなの手に届くものにする、ということなのですが、その運営は近年厳しい状況にあり、予算が年々減ってきているとのことでした。そのため職員数が減ってきており非正規雇用の方が増えているという現実。大学で一生懸命に授業を聞いてくれた学生が図書館司書の資格を取っても、非正規雇用としてしか働けないと話されていました。また、世界の中でも日本は、公共図書館の数が少なく、これで本当に役割が果たせているのか、と疑問を投げかけられていました。参加された方からも、積極的に質問が上がり、みんなで公共の役割を考える機会となりました。
※当日の講演資料はこちら
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