旧制中学校時代の学校資料が茨木市の指定文化財になりました

2025年10月06日(月)更新
◆旧制中学校時代の学校資料が茨木市の指定文化財になりました◆
学校の資料室にて大切に保存されている旧制中学校時代の資料が「茨木高校関係資料」として 2025年8月19日付で茨木市の指定文化財となりました。
茨木市として近現代の資料が文化財指定されるのは初めてです。
大阪府にも残っていない文書など貴重な資料を先生方が代々整理、保存されてきました。川端康成に関係する資料や妙見夜行登山の記録など貴重な資料が多く現存します。
今後生物標本や実験器具、新制高校時代の資料、久敬会の保管資料なども追加で指定される可能性があるとのことです。
こちらの茨木市ホームページでも詳細が掲載されています。

写真は明治28年4月開校時の「日記事」(教務日誌)。4月25日の開校式の様子を
「本日ヨリ開校校長勅語ヲ奉読シ且ツ生徒及ビ父兄ニ向ツテ心得ヘキ事件ヲ談話シ終テ後生徒ヲ各教室ニ入レ其各組監督ヨリ生徒心得及ビ其細則ヲ説キ示ス 明日皇后陛下当地御通輦ニ就キ奉迎スヘキ旨ヲ一般生徒ニ誨告ス」
などと記載されています。
当時は日清戦争の終結直後、広島に置かれていた大本営から皇后が京都に向かうお召列車を茨木駅頭で見送ったことがわかります。
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