小濱達郎氏講演報告

2019年10月29日(火)更新
2019年度 久敬会総会 小濱達郎氏(高51回)講演のご報告
 
『持続可能な社会の実現は、自分自身から』
 
 小濱氏は、東日本大震災、原発事故、地球環境問題、そして我が子の誕生をきっかけに、都市(高槻)での36年間の生活に区切りをつけられました。京都市南丹市八木町の古民家に移住して2年半。持続可能な社会の実現に向け自ら実践可能なこととして、家族6人で食とエネルギーの自給自足を目指した農村での生活を営まれ、自らの体験を発信されています。

 食は、稲作、野菜栽培に限らず、野生のイノシシの狩猟までをご自身で実践。その大変さと食への感謝の気持ちを大切にされています。エネルギーは、薪で風呂、ストーブ、煮炊きを賄い、電気は極力節約する生活を実践。また循環型の生活の取り組みとして、コンポストトイレを自作し畑に堆肥を返すという取り組みもされています。
 我が子が生きる未来をより良い世界にすることが夢と語り、現在給料生活者である奥さんも含め、今後音楽家としての道を歩まれるとのことです。
 ご自身のモットーでもありタイトルでもある"It's not too late!"という歌を、自分の本心を大切にして決して諦めないというメッセージを込めて歌われ講演を締めくくられました。
 
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