2023年久敬会イベント 第1回 和歌山城散策「御三家の居城・和歌山城を散策する」

2023年12月19日(火)更新
◆2023年久敬会イベント 第1回 和歌山城散策「御三家の居城・和歌山城を散策する」◆
講師:寺西 貞弘さん(高25回) 
   元和歌山市立博物館館長、現在、立命館大学・関西大学等の非常勤講師
日時:2023年11月25日(土)11:00~15:00参加:17名
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和歌山城は、いつ・だれが築城させたのでしょうか?
答えは、1585年、豊臣秀吉が弟秀長に命じて造ったのが始まりです。その時、石垣は「結晶片岩による野面積み」でした。その理由は、短期間で築城するため、近くの紀の川南岸にあった「結晶片岩」を使ったのが理由です。石灯籠の部品も天守台の石垣に使われています。城の西側は砂が多く水がたまらないので堀が出来ず高い石垣となり、東側は大きな堀がある。地形環境に左右された城。等々。
坂の多い和歌山城を散策しながらの説明に、「あれ、ブラタモリ。そうか、寺西さんはNHKのブラタモリにも出演されてたんだ。」と時のたつのも忘れて聞き入ってしまいました。
今回の和歌山城の説明には、「最終氷河期(1億8千年前)の紀ノ川平野」から始まる細かな資料を用意下さり、「目から鱗」でした。何を聞いても答えて下さる寺西さんに、尊敬と感謝をし、楽しい和歌山を後にしました。
 

 

 

 
久敬会
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