2018年度第一回ミニ講演会のご報告
演題:「サンゴ礁保全と持続可能な地域づくり」
2018年は国際イニシアティブ(ICRI)が定めた「国際サンゴ礁年」に当たるそうです。2004年から12年間WWFジャパンの職員として石垣島白保集落に移住、世界的にも貴重な白保サンゴ礁の保全に取り組まれた経験を活かし、サンゴ礁保全のきっかけになればということで、今回福岡から帰阪していただいての講演でした。
白保サンゴ礁保全は白保集落が主体になることが大切であるという信念をお持ちでした。それをベースに地域を活性化する持続可能な村づくりに取り組まれた様子を、スライドや数々のエピソードを踏まえて分かりやすくお話いただきました。若い学生も熱心に耳を傾けていました。
赤土の流入を防ぎサンゴを保全するために植えられた月桃から作られた月桃茶や、ご自身が白保での経験を書かれた本の紹介もありました。最後に上映いただいたビデオは、国連大学サステイナビリティ高等研究所いしかわ・かなざわオペレーティングユニット(UNU-IAS OUIK)のホームページの活動記録動画で視聴可能です。
里海~沖縄県石垣島白保集落→ http://ouik.unu.edu/videos
★講演でのスライド
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