- 日時 10月28日(日)3時より5時30分
- 会場 茨木市役所南館9F スカイレストラン
- 会費 2,000円
- 次第
朝から雨模様で心配しましたが、準備が始まる昼過ぎから雨脚が衰え、会が始まる頃には雨はやんでいました。当日は、母校で文化祭が開催されていて、見学された方もあり、2時半過ぎから続々と人が集まり、3時から総勢126名の総会が始まりました。会に先立ち、茨木市の施設をお借りしたということもあり、高15回卒で茨木市長である木本保平氏のご挨拶をいただきました。総会は、例年通り黙祷、開会のことば、会長挨拶とすすみ、今年度8月に新しく茨木高校校長として赴任された高30回卒の岡崎先生のご挨拶もいただきました。会務報告では、久敬会の組織改編の概略が述べられ、新事務局長からの挨拶もありました。
続いて、第二部のミニ講演。「茨高の大先輩高碕達之助の人と業績」と題して、吉原氏のお話がありました。様々な文献を通じて、大先輩高碕氏の業績とお人柄が紹介され、終了後にはたくさんの方々から感想のことばが寄せられました。吉原氏は「このような機会を与えていただいたことを深く感謝するとともに、また新しい情報の収集にも努めたい。」と述べておられました。
第三部の懇親会は、東京久敬会会長の中田氏のお話と乾杯で幕を開けました。約30名の現役茨高生の東京訪問時に、東京久敬会が受け入れたお話を披露され、心強い先輩のお手本を示されました。宴の途中、今年100歳になられた石高治夫氏(中32回久敬会顧問)の元気なスピーチがありました。そのかくしゃくとしたお姿に会場は騒然となりました。石高氏は、高碕達之助に直接声をかけられて東洋製罐に採用され、以後30年以上にわたって勤めあげられたこと、さらに18回訪中され周恩来首相と直接話をされ、「水を飲む時は、井戸を掘った人を忘れず」や「小異を捨てて大同につく」の言葉をかけられたことなどを話されました。その他、大木令司前会長や元校長の橋敏昭先生からもスピーチがありました。橋先生は「久敬会は自分の母校の同窓会のように親しくさせてもらって毎回出席している」とお話されました。宴会中は、卒回を超えた交流が会場内のあちらこちらで見られ、時間はまたたく間に過ぎて、恒例の校歌斉唱へ。無事に5時半に閉会となりました。それぞれ満足のうちに名残惜しく会場を後にしました。