高62回 二十歳の会

2013年05月14日(火)更新
 

昨年の夏から準備を始め、首を長くして待っていた1月4日。
小雪のちらつく中、開会時刻になると同時に、久敬会館に懐かしい顔が続々と集まってきた。卒業式以来の再会となる人も多く、見違えるような変身ぶりに驚いたり、変わらない姿に安堵したりと、開会前から盛り上がっていた。大友会長にご挨拶いただき、乾杯の音頭が取られるとすぐ、あちらこちらで歓談の輪が広がった。思い出話に花を咲かせたり、近況を報告し合ったりと、話題は尽きることがない。不思議なもので、どれだけ長く会っていなくても、話し始めるとすぐに高校時代の感覚が蘇ってくる。そして、友人の話を聞くほどに、茨高生の潜在能力の高さに驚く。高校時代から引き続いて何かに取り組んでいる人、新しいフィールドで活躍する人、それぞれの進路は本当に様々だ。けれど、どの人にもその芯の部分には今もしっかりと“茨高生らしさ”が残っている。体育祭をはじめとするたくさんの行事や、日々の学校生活の中で身につけたものは、これからもきっと私達の核となっていくのだろう。それを大切にしながら、またそれぞれの場所で頑張っていこうと、決意を新たにした二十歳の会であった。

(谷村侑子 記)
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