茨虫会(昆蟲趣味の会・昆虫研究部の卒業生の集い、会員数127名)では、部の創設75周年を記念して、予て「虫塚」の建立を企画しておりましたが、このほど山口禎校長先生・大友康亘久敬会会長のご尽力もあり、念願の「虫塚」を茨高校庭(正門入って右側・茨木高校創立100周年記念庭園) に建立することが出来ました。平成23年10月15日、両氏のご臨席を頂き、会員21名の出席を得て「虫塚」の除幕式が執り行われました。ご来校の節にはぜひご覧頂きますようお願いします。
「虫塚」は、高校6回の椎原穀氏の設計によるもので、能勢石の形はチョウが羽を休めている様子を連想させる自然石で、黒く彫りこまれた「虫」の文字は、高校2回の藤本重廣氏の揮毫です。また、「虫塚」の下には、古来中国の風習に因み、虫たちの魂の復活を願い「玉蝉」を埋めました。なお「虫塚」には「銘板」を付して建立の経緯を説明しております。
最後に、山口校長・大友久敬会会長をはじめ、建立にご協力を頂いた茨虫会の方々、久敬会会員の方々に厚くお礼を申し上げます。
(高7回 北川喜芳 記)