『日米合作映画』の原作者となった卒業生

2013年07月16日(火)更新


~ この7月27日(土)より全国ロードショー ~


毎日新聞記者を経て、ノフィクションライターとなった岡本嗣郎氏が、2002年5月に発売した「陛下をお救いなさいまし ~ 河井道とボナー・フェラーズ~」の本が、日米合作映画として『終戦のエンペラー』のタイトルのもとでこの7月27日(土)から全国ロードショーされることになりました。
 
なんと、この原作者である岡本嗣郎氏は茨木高校:高17回の卒業生です。残念ながら、岡本氏は2003年にご逝去されました。
しかしながら、自分が書いた本が『日米合作映画』となり、全国で上映されるという事態になるとは想像もされていなかったに違いありません。こうしたことに故人も大変喜んでいるかと思われます。
又、この上映に合わせたかのように、岡本氏のこの原作本は文庫本として『終戦のエンペラー ~陛下をお救いまし~』のタイトルで、この5月25日(第1刷)に集英社から発売されました(定価:680円)。
 
  
 
終戦後、進駐軍としてやってきたマッカーサー元帥の副官であった人物が天皇制を残すために尽力したその背景に一人の日本人女性とのつながりを描いた様子を上手に取上げ、巧みに演出されております。
 
そして、岡本嗣郎氏の最初の本は『歌舞伎を救った男』(集英社:1890円)であり、その内容は同じ副官が伝統芸術である「歌舞伎の再興」に尽力した“秘話”を取上げております。
 
 
尚、上映される映画『終戦のエンペラー』についてのお問合わせは、映画会社の松竹㈱関西支社宣伝課(電話:06-6537-1727)にお願い致します。

「終戦のエンペラー」
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2013年7月27日(土)全国ロードショー


 
(2013年7月16日)
psfuku
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