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2025年2月23日ホテルグランヴィアにて開催しました。

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私ども高校第29期は今年2024年4月の大阪での学年同窓会に続き、11月に関東地区での学年同窓会も開催しました。
高29期は1977年卒業ですので、関東地区同窓会では「七夕会」という愛称を使っています。11月9日に銀座7丁目にある東京三田倶楽部にて17時から開催しました。50名弱の方々が参加され、大阪からも6名の方々の参加をいただきました。また、遠くは青森からご参加いただきました。
最初の1時間程度は、フリートークの時間を設け、バイキング形式の飲食をしながらご歓談いただきました。その後、皆様が打ち解けてきたところで、クラスごと(1組~10組)にクラス代表者を中心に各人が近況を披露しました。
茨高時代の思い出話に花が咲き、50年前のことがついこの間のようなひと時を過ごすことが出来ました。また、50名程度と多くはない参加者でしたが、参加された方々からは、じっくり話をすることが出来て楽しかった、初めて会った参加者が実は中学が同じだったことが分かり、新しい気づきが出来て良かったなどという感想もいただきました。
最後に全員で校歌「天つ空見よ」を斉唱し、再会を約束して七夕会を終了しました。 その後、近くのビアレストランで2次会も行いました。
ご参加いただいた皆様には感謝申し上げます。時期を見てまた集いましょう。ありがとうございました。(瀧山裕二 記)
◆久敬会イベント第1回 ハイキング「信費山と、古代の山城・高安城跡をたずねる」の報告◆
紅葉の信貴山と、古代の山城・高安城跡をたずねるハイキング
日時 2024年12月1日(日)
案内人 岡田敏昭(高38回) 岡田知子(高39回) 参加者 18名
今回で4回目の開催となる岡田夫妻のガイドによるハイキングは、登り190m、下り420m、距離約6.2㎞の信貴山周辺の史跡を訪ねる歴史ハイクでした。おだやかな晴天のもと、JR王寺駅からバスで信貴大橋バス停に向かい、朝護孫子寺(ちょうごそんしじ。飛鳥時代の創建)、信貴山、松永久秀(戦国、安土桃山時代の武将)の屋敷跡、高安城(たかやすのき。飛鳥時代)倉庫跡、高安山、そして近鉄信貴山口駅近くの開山塚(かいざんづか)古墳(古墳時代後期)の紅葉を楽しみながら訪ね歩きました。
今回の参加者は高21回~高74回。50年以上の学年差にも関わらず、皆さん和気あいあいと楽しい時間を過ごしました。
朝護孫子寺の仁王門をくぐったところで当日のルート解説があり、名物の寅饅頭、よもぎ饅頭で腹ごしらえしてから歩き始めました。張り子の首振り大虎「世界一の福寅」の前で集合写真をとり、厄除け大根炊き会でにぎわう境内を通り抜け本堂へ、本堂の舞台からは奈良盆地の中南部が一望できました。空鉢護法堂がある信貴山頂を経て、高安山を目指します。
途中、松永久秀の屋敷跡でお楽しみのお昼ご飯。まっすぐ伸びた杉の林の中には切岸が残され、ところどころ山城の柵が再現されていました。
そして高安城倉庫跡へ。礎石が等間隔に並ぶ平坦地からは若草山、生駒山が、さらに目を凝らすと東大寺大仏殿の屋根も見えました。
信貴生駒スカイラインを横断すると、高安山の山頂。残念ながら周りを木に囲まれ見晴らしはきかず。集合写真を撮って先を急ぎました。
高安山気象レーダー観測所の横を通過し開運橋。この橋の下から「おおみちルート」が始まります。ここは足元が悪いうえに転げ落ちそうな急な坂道で、慎重に慎重を重ねて下りました。
この山域は例年であれば山全体が紅葉で真っ赤に染まるとのことですが、今年は残暑が続いたため色づきはもう一歩。とは言え、日差しを透かした色とりどりの梢はため息が出るほど美しいもので、これもまたよし。もみじの苑休憩所で一休みし、紅葉と大阪平野の眺めを楽しみました。
最後の寄り道は開山塚古墳です。横穴式石室の中に入ることができ、低い天井の横穴をくぐって入った奥の石室は広々としていました。
そして、ゴールの近鉄信貴山口駅へ。
異なる時代の史跡を訪ね、紅葉を愛で、険しい下りも全員無事に歩くことができ、参加者一同大満足で解散しました。
道中岡田敏昭ガイドからは、ジョークを織り交ぜて高齢者登山の極意、草木の話、史跡の解説があり、参加者一同疲れも忘れ、楽しく歩き通すことができました。
岡田様、参加者の皆様、ありがとうございました。



