- 講師 伊木雅之さん(高26回)
- 近畿大学名誉教授
- 日時 2024年12月14日(土)14:00~16:00
- 参加者 37名(会場)4名(オンライン)
骨折リスクの計算や、立ち上がりテストでロコモ度テスト、ロコトレ(片脚立ち、スクワット)と実践を加えて説明していただき、そして高齢者の社会参加の意義についてお話いただきました。質疑応答では参加者から多くの質問があり、みなさん熱心に耳を傾けておられました。
◆久敬会イベント第1回 ハイキング「信費山と、古代の山城・高安城跡をたずねる」の報告◆
紅葉の信貴山と、古代の山城・高安城跡をたずねるハイキング
日時 2024年12月1日(日)
案内人 岡田敏昭(高38回) 岡田知子(高39回) 参加者 18名
今回で4回目の開催となる岡田夫妻のガイドによるハイキングは、登り190m、下り420m、距離約6.2㎞の信貴山周辺の史跡を訪ねる歴史ハイクでした。おだやかな晴天のもと、JR王寺駅からバスで信貴大橋バス停に向かい、朝護孫子寺(ちょうごそんしじ。飛鳥時代の創建)、信貴山、松永久秀(戦国、安土桃山時代の武将)の屋敷跡、高安城(たかやすのき。飛鳥時代)倉庫跡、高安山、そして近鉄信貴山口駅近くの開山塚(かいざんづか)古墳(古墳時代後期)の紅葉を楽しみながら訪ね歩きました。
今回の参加者は高21回~高74回。50年以上の学年差にも関わらず、皆さん和気あいあいと楽しい時間を過ごしました。
朝護孫子寺の仁王門をくぐったところで当日のルート解説があり、名物の寅饅頭、よもぎ饅頭で腹ごしらえしてから歩き始めました。張り子の首振り大虎「世界一の福寅」の前で集合写真をとり、厄除け大根炊き会でにぎわう境内を通り抜け本堂へ、本堂の舞台からは奈良盆地の中南部が一望できました。空鉢護法堂がある信貴山頂を経て、高安山を目指します。
途中、松永久秀の屋敷跡でお楽しみのお昼ご飯。まっすぐ伸びた杉の林の中には切岸が残され、ところどころ山城の柵が再現されていました。
そして高安城倉庫跡へ。礎石が等間隔に並ぶ平坦地からは若草山、生駒山が、さらに目を凝らすと東大寺大仏殿の屋根も見えました。
信貴生駒スカイラインを横断すると、高安山の山頂。残念ながら周りを木に囲まれ見晴らしはきかず。集合写真を撮って先を急ぎました。
高安山気象レーダー観測所の横を通過し開運橋。この橋の下から「おおみちルート」が始まります。ここは足元が悪いうえに転げ落ちそうな急な坂道で、慎重に慎重を重ねて下りました。
この山域は例年であれば山全体が紅葉で真っ赤に染まるとのことですが、今年は残暑が続いたため色づきはもう一歩。とは言え、日差しを透かした色とりどりの梢はため息が出るほど美しいもので、これもまたよし。もみじの苑休憩所で一休みし、紅葉と大阪平野の眺めを楽しみました。
最後の寄り道は開山塚古墳です。横穴式石室の中に入ることができ、低い天井の横穴をくぐって入った奥の石室は広々としていました。
そして、ゴールの近鉄信貴山口駅へ。
異なる時代の史跡を訪ね、紅葉を愛で、険しい下りも全員無事に歩くことができ、参加者一同大満足で解散しました。
道中岡田敏昭ガイドからは、ジョークを織り交ぜて高齢者登山の極意、草木の話、史跡の解説があり、参加者一同疲れも忘れ、楽しく歩き通すことができました。
岡田様、参加者の皆様、ありがとうございました。
◆2024年度 久敬会総会・懇親会 報告◆
日時:2024年10月19日(土)17:00~20:00
会場:ホテル阪急レスパイア大阪 9F「バンケットルーム」
次第:会長挨拶、校長挨拶、会務報告、演奏会、懇親会
演奏:茨木高校吹奏楽部OBOG有志による木管四重奏
川崎ひなた(高73回、B.Sax)、担当の竹口知輝(高73回、A.Sax)、樽本和希(高74回、S.Sax)、秋田優愛(高75回、T.Sax)
参加者:100名
2024年度の久敬会総会・懇親会はホテル阪急レスパイア大阪にて開催されました。総会の開会に先立ちまして、この1年間にご逝去された会員を偲び、黙祷が捧げられました。
総会は岸田浩治氏と西野佳名子氏(共に高33回)の司会のもと、岩井八郎副会長(高26回)の開会宣言の後、柴田仁会長(高22回)、現校長の高江洲良昌名誉会長から挨拶がありました。最後に会務報告が安田智枝事務局長(高25回)の代理で事務局の手丸ゆかり氏(高30回)からありました。
演奏会は茨木高校吹奏楽部OB・OG有志の皆さんによるサックス四重奏で、曲目は「It’s a small world・北酒場・天つ空見よ」の3曲、4人の息の合った演奏を披露してくれました。現役の大学生である演奏者たちの自己紹介と今後の抱負を聞き、会場は和やかで楽しい雰囲気となりました。
懇親会は大砂裕幸副会長(高28回)の発声で乾杯し、歓談の時間となりました。
出席者最年長の今村昌生氏(高5回)の紹介と一言挨拶、突然インタビュー、伴俊夫東京久敬会代表(高18回)から挨拶、同会役員の西田淳一氏(高26回)、北村和彦氏(高31回)、村田行男氏(高32回)、堀口容子氏(高33回)から自己紹介がありました。
最後に、校歌斉唱、岩井副会長による万歳三唱、阪部周二副会長(高25回)の閉会の言葉の後、集合写真の撮影で盛況のうちにお開きとなりました。
担当:
高23回(村田芳昭)
高33回(大塚伸彦、梶原信之、岸田浩治、西野(和田)佳名子)
高43回(岡田康則、藤原智紀、武田(井福)宏子、高橋(留井)有子)
高53回(乾 達也)