2024年5月15日(水)新大阪ワシントンホテルプラザで、高校15回生同窓会・傘寿記念総会が開かれた。前回、次は喜寿にと約束したがコロナ禍に阻まれ、今般、傘寿記念として漸く開催に漕ぎつけた。後期高齢者の身に容赦ない7年の歳月、参加者は95人と連絡のついた30%弱。判明分だけで72人が物故、自身や配偶者の体調不良、遠路参加に不安の欠席者が多かった。来たくても来られないのが、80という歳なのである。
開宴45分前の受付・入場開始時には既に行列。会場のあちこちに輪ができ、話が弾む…無事、参加できた幸せを噛みしめて。全員で記念撮影の後、開宴。司会の中島氏の開会宣言を聞きながら、ジンと来るものがあった。緻密な計画・準備を一手の林ケ谷代表幹事の采配の下、14幹事が幾度も集まり検討の上、出席確認をして今日がある…。
物故者への黙祷の後は乾杯。音頭は、灘の蔵元で「日本酒で乾杯推進会議運営委員会」委員長の西村氏。グラスに美しく映える氏寄贈の旨酒で、弥栄を願い傘寿を寿いだ。
今回は出し物も二次会設定もなし、歓談に徹した。合間に3年時各クラス、加えて希望で1年時クラスの記念撮影…3時間は短い。時迫り、恒例の校歌「天つ空見よ」、我らが青春歌「高校3年生」を大声で斉唱。関東統括・安岡氏の閉会の辞で幕となったが、夕闇迫る新大阪駅周辺の飲食店は、名残惜しむ茨高15回生で一杯、だったそうな…。(15回 猪股満智子記)
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