平成24年3月24日、久敬会館1階にて、高46回の同窓会が開かれました。呼びかけは田鍋有紀さん。「facebook」と呼ばれるソーシャルネットワークサービスで募ったところ、一ヶ月のうちに男子17名女子24名の参加希望、さらには飛び入りもありました。
平成6年3月に卒業してから18年。もう一度高校を卒業できてしまう月日が経っていたにも関わらず、一目で「あ!あいつや!」。すぐに在校時にタイムスリップしたような錯覚。一方、我々高46回が暮らした校舎群は、当時「D館」と呼ばれた棟と久敬会館を残
すのみ。しかも現在は座敷となっている久敬会館1階も当時は食堂だったため、何だか不思議な感覚にもとらわれました。同じ校舎で共に学び、遊んだ友人達が、卒業後は独自の道を歩み始めました。そして18年。それぞれの道を示す糸が再び集まって、大きな束になりました。自分たちの軌跡を語り合い、尊重し合うという、とても心温まる機会に恵まれました。そんな大切なひとときを提供して下さった久敬会、そして田鍋さんをはじめこの会合を盛り立てて下さった幹事のみなさん、ありがとうございました。
この同窓会に先立つ二週間前、東京赤坂にて東京圏在住の同窓会も開催されました。ともすれば忘れかけていた茨高のつながりを、この2つの同窓会を契機に再構築して、人と人との触れ合いを一層大切にしていきたいと感じました。
(木村哲士 記)