久敬会イベント第1回 ハイキングの報告

2021年11月25日(木)更新
久敬会イベント第1回 ハイキングの報告
 
近江富士(三上山)と、いにしえの磨崖仏群をたずねるハイキング 
  • 日時 2021年11月21日(日)
  • 案内人 岡田敏昭氏(高38回)岡田知子氏(高39回) 参加者20名

 2017年、2019年秋に続いて3回目の開催となる岡田夫妻のガイドによるハイキング。今回は滋賀県の「ご当地富士」三上山登頂とそこから北へ少し足を伸ばして鎌倉時代・室町時代の摩崖仏を訪ねました。今回は標高差330m、距離約7kmのバラエティに富んだコースで、岩場、急登、尾根道、絶景を楽しみました。
 
 朝9時、野洲駅からバスに乗り、御上神社前で下車。岡田ガイドから今回のルートと感染症対策の説明を受けて出発。御上神社に参拝した後登山道起点から猪よけのゲートを抜けて、いきなり始まる石段の急登に息を切らします。二越で少しかすんだ比叡山や音羽山の展望を楽しみ、「割石」に到着。ここでは身体の幅ぎりぎりに迫る岩の裂け目をすり抜けます。日頃の行いが悪いとこの石に挟まれてしまうとのことで、皆さんドキドキしながら通過しました。「今回最大の難所は無事通過できました」という岡田ガイドの言葉に一同安堵の表情。
 
 しかしこの後も実は気の抜けない険しいルートが続くのでした。手すりのある岩場の厳しい急坂を登ると頂上直下の展望台に到着。比叡山や湖南アルプス、比良山系の山々と眼下に広がる晩秋の湖国を楽しみながら一休み、ここは多くの登山者でにぎわっていました。その後三上山山頂を通過し、道は急勾配の下りになります。滑らないように気をつけながら北尾根縦走路に入ると、先ほどまでとは打って変わって、足元は砂礫となりまわりは赤松の明るい林に変わりました。何度もアップダウンを繰り返しながらようやくたどり着いた古代峠で昼食休憩をとりました。
 
 その後、妙光寺山磨崖仏を目指してもうひとがんばり。巨岩が点在する急勾配のアップダウンの次はロープの張られた急坂を下って、岩神大龍神の岩屋に到着。その先に目指す摩崖仏が現れます。鎌倉時代の作とのこと。お地蔵様を拝んだのち、シダに覆われた沢沿いのしっとり湿った道を下って、最後の目的地福林寺跡摩崖仏を目指しました。昔お寺があったという広大な林のあちこちに室町時代初期の作とされるたくさんの石仏が私たちを迎えてくださいました。やぶ蚊に刺されながら摩崖仏を拝見した後、野洲中学校前バス停から野洲駅に戻ってきました。
 
 道中岡田敏昭ガイドからは、靴の履き方と靴紐の締め具合や山での水分の取り方などの登山の基本から、草木の話、神社や摩崖仏の解説が、ジョークまじりで次々飛び出し、参加者一同疲れも忘れ、楽しく歩き通すことができました。また、知子ガイドのきめ細やかなフォローで怪我なくイベントを終えることができました。
 岡田様、参加者の皆様、ありがとうございました。
紅葉と三上山 御上神社参拝 最大の難所 割岩
最大の難所 割岩  岩場の厳しい急坂を登る 山頂直下の展望台
三上山 山頂 岡田ガイドの話を聞く 妙光寺山磨崖仏 
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ミニ講演会Ⅲ報告(熊田明彦)

2020年02月21日(金)更新
2019年度イベント第4回 ミニ講演会Ⅲのご報告
 
演題:「円空仏を描いて10余年 ~笑みの円空仏を観てみよう~」
 
  • 日時:2020年2月15日(土)14時~16時
  • 講師:熊田明彦氏(高12回)
  • 参加者:43名
 
 
江戸時代初期に12万体もの仏像(木造)を彫った円空。熊田さんは、その仏像の慈愛に満ちた微笑みに魅せられたとのことです。サラリーマン時代に多忙で体調を崩して4か月休職されたとき、仏教書を読みあさり仏像を観に行くようにもなられました。その中で、高山市千光寺で円空仏に出会ってその虜になり、それから10数年にわたって模写を続けておられます。



 円空は修行僧として北海道~近畿地方を行脚し、各地の寺院の住職や民衆たちと交流し、仏像を刻んで提供したそうです。現在、約5400体が確認されています。本格的な仏像だけでなく、多くの人々が身近に拝観できるように木の破片を削った「木っ端仏」も多く製作しましたが、当時の民衆に安らぎを与えと思われ、それらも今日まで大切に受け継がれてきています。
 


 参加者の皆さんは休憩時間に展示されているスケッチブックや写真を熱心にご覧になっていました。そして、熊田さんとその同期の方がお土産用に準備されたラミネート加工された円空像模写の写真を1点選び、微笑みと共に会場を後にされました。 
 
 
    
講演要旨  PDFでもご覧いただけます。→PDF
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ミニ講演会Ⅰ(入交享子)報告

2019年12月25日(水)更新
2019年度イベント第2回 ミニ講演会Ⅰの報告
演題:「茨高生とまちづくり~開かれた学校づくり~」
 
  • 日時:2019年12月14日(土)14時~16時
  • 講師:入交享子氏 (茨木高校家庭科教諭) 
  • 参加者:36名

 入交先生は茨木高校に着任されて20年。地域とのつながりを大切にし、様々な活動に取り組まれてきました。授業で生徒たちが自ら考え行動や実践ができるよう、その仕掛けづくりを工夫されてきたことがよく伝わってきました。まちづくりの授業の実践としては、まちづくり移動カフェ「カフェ場」にて「茨高カステラ(πマークの焼印入りのオリジナルカステラ)」をコーヒーと共に提供したり、体育祭のマスコット作りに使われた竹を再利用して竹灯籠を作り、町のイベントに使ったりされているそうです。

 休憩時間に出されたその「茨高カステラ」とコーヒーを味わいながら、後半は茨高生が活躍する映像の鑑賞となりました。なかでもマイプロジェクトアワード2018で文部科学大臣賞に輝いた「よみがえる茨木の寒天~山からとれる海の幸~」のプレゼン映像には、皆さん食い入るように見入っていました。
 パワフルな内容の講演と茨高生の頑張っている映像、美味しい「茨高カステラ」に参加者は元気をいただき、ほんわかと温かい雰囲気を共有できた素敵な2時間となりました。
 
◆当日の資料   PDFでもご覧いただけます。→PDF
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久敬会ハイキング報告

2019年11月26日(火)更新
久敬会イベント第1回 ハイキングの報告
岩尾根と紅葉を楽しむ ~宝塚・中山連山ハイキング
  • 日時 2019年11月16日(土)
  • 案内人 岡田敏昭氏(高38回) 岡田知子氏(高39回) 参加者29名

 2017年秋に続いて2年ぶり2回目の開催となる岡田ご夫妻のガイドによるハイキングで、今回目指すのは宝塚の中山連山。標高差428m、距離約10㎞の中に、滝・紅葉・岩場登り・縦走路歩きと登山の楽しみを詰め込んだコースです。
 
 朝8時30分、雲一つない秋晴れの空の下、29名の参加者が阪急山本駅を出発。住宅地を抜け、渓流沿いの小径を進んで、最初の目的地の最明寺滝に到着。マイナスイオンを浴びながら岡田知子ガイドによるストレッチで、これからの本格的な山歩きに備えて身体をほぐしました。
 
大聖不動明王山門 最明寺の滝  ロックガーデン登り

 今回の山行の最大のハイライトは前半の「宝塚ロックガーデン」登り。岡田敏昭ガイドから岩場歩きの基本、三点確保の説明を受け、一同慎重に歩を進めました。
 岩場で振り返ると、六甲山・甲山・あべのハルカス・伊丹空港・千里中央と馴染みのポイントがパノラマとなって眼前に広がり、一同感動の声をあげました。
 
同じ方向を振り返る 六甲山がよく見える 空港と大阪のビル群

 そしてお待ちかねの山上でのランチタイム。展望が開けた三日月岩で景色を楽しみながらのお弁当は格別でした。
 食後、アップダウンを繰り返しながら徐々に高度を上げ、コース中の最高地点となる標高478mの中山最高峰に到着。

 今年の紅葉は遅めのようでしたが、所々色づく紅葉を見ながら、中山寺奥の院・中山寺を経由して午後4時過ぎに阪急中山観音寺駅に無事に到着しました。
 
お弁当タイム  紅葉もきれい 中山寺まで無事下山

 道中岡田敏昭ガイドからは、山道の歩き方・ストックの使い方・ツェルト(緊急用の小型簡易テント)を使った風雨の防ぎ方や森林限界を超えた地点でのトイレの仕方等の登山の基本から、草木の話までジョークを交えて楽しく解説していただき、思い出に残る楽しい山行になりました。
 岡田様、参加者の皆様、ありがとうございました。
 
 3人の方が以下のサイトに3ヶ月限定で今回の写真をアップされています。
 こちらもご覧ください。
  https://photos.app.goo.gl/t6mB3VYFjLuUepZm9
  https://photos.app.goo.gl/EiutzrFuV6YrVKg79
  https://photos.app.goo.gl/ma6VoAn359g4oq4VA
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久敬会総会・懇親会報告

2019年10月29日(火)更新
2019年度 久敬会総会・懇親会 報告

 
  • 日時: 2019年10月19日(土)15:00~18:00
  • 会場: 立命館いばらきフューチャープラザ1Fイベントホール
  • 次第: 会長挨拶、校長挨拶、会務報告
    小濱達郎ファミリーによる演奏&講演(高51回小濱達郎氏)、懇親会
 
 総会に先立ち、この1年間にご逝去された会員への黙祷が捧げられました。
総会は吉岡秀紀氏、石﨑亜矢子氏(高40回)の司会で始まり、柴田仁副会長(高22回)の開会宣言の後、生澤栄子会長(高17回)の挨拶がありました。続いて名誉会長の岡﨑守夫校長(高30回)が挨拶され、本年度の入学者数360名、7月11日に茨高体育館で行われた映画『葬式の名人』のプレミア上映会、石野良純氏(高28回)のゲノム編集、車谷暢昭・東芝会長兼CEO(高28回)の日経新聞記事(記者は村山浩一氏(高36回))についての報告等がありました。最後に中村和夫事務局長(高16回)から会務報告があり、次年度会報から広告掲載募集がなされること等が紹介されました。
   生澤会長         岡﨑校長       柴田副会長           中村事務局長

 懇親会に先立ち、小濱達郎氏(高51回)の講演『持続可能な社会の実現は、自分自身から』および小濱ファミリー(小濱氏とその家族)によるアニメソング、オリジナルソングの演奏・歌唱があり、ほのぼのとして、また力強い歌声に一同元気が湧く思いで聞き入っていました。
 【小濱達郎氏(高51回)講演のご報告】→クリック

 懇親会は、大木令司顧問(高3回)のご発声で乾杯し、歓談に入りました。
大野氏
今回は初の試みとして席替えが行われ、生徒作成のプロモーションビデオを背景に世代を越えた語らいで一同大いに盛り上がりました。最後は、大野裕之氏(高45回)による映画『葬式の名人』のCDの紹介、小濱達郎氏の伴奏による恒例の校歌斉唱、出席者最年長の今枝智康氏(高2回)のご挨拶、辻退一氏(高9回)の万歳三唱と続き、大澤郁夫副会長(高17回)の閉会宣言でお開きとなりました。

 
   大木顧問               辻参与               大澤副会長       司会:石﨑氏・吉岡氏
                                                         
参加者 123名 
担当:高20回(南まり子、山内淑子、岡市正規)、高30回(森本隆、前田芳子、小﨑明美)、高40回(横畠啓、細川博之、石﨑亜矢子)
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小濱達郎氏講演報告

2019年10月29日(火)更新
2019年度 久敬会総会 小濱達郎氏(高51回)講演のご報告
 
『持続可能な社会の実現は、自分自身から』
 
 小濱氏は、東日本大震災、原発事故、地球環境問題、そして我が子の誕生をきっかけに、都市(高槻)での36年間の生活に区切りをつけられました。京都市南丹市八木町の古民家に移住して2年半。持続可能な社会の実現に向け自ら実践可能なこととして、家族6人で食とエネルギーの自給自足を目指した農村での生活を営まれ、自らの体験を発信されています。

 食は、稲作、野菜栽培に限らず、野生のイノシシの狩猟までをご自身で実践。その大変さと食への感謝の気持ちを大切にされています。エネルギーは、薪で風呂、ストーブ、煮炊きを賄い、電気は極力節約する生活を実践。また循環型の生活の取り組みとして、コンポストトイレを自作し畑に堆肥を返すという取り組みもされています。
 我が子が生きる未来をより良い世界にすることが夢と語り、現在給料生活者である奥さんも含め、今後音楽家としての道を歩まれるとのことです。
 ご自身のモットーでもありタイトルでもある"It's not too late!"という歌を、自分の本心を大切にして決して諦めないというメッセージを込めて歌われ講演を締めくくられました。
 
   ◆講演で使用されたスライド◆ 
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講演会Ⅲ(川嶋隆久)報告

2019年02月28日(木)更新
2018年度第3回ミニ講演会のご報告
演題:「救急医療と災害医療」
 
  • 日時  2019年2月16日(土)
  • 講師 川嶋隆久(高29回)
  • 参加者 32名


 講演要旨に「聴講だけでは許さない!」とあった通り、救急医療について様々な症例を、参加者を巻き込んで実演や裏話を交え楽しくわかりやすく解説していただきました。また心肺蘇生法(CRP)やAED使い方のポイントの説明もありました。 
 


 後半にはご自身が関わられた阪神・淡路大震災やJR福知山線脱線転覆事故、東日本大震災等の災害医療に関しての貴重なお話があり、トリアージ(選別・優先割当)の大切さ・難しさの件では皆さん神妙な面持ちで聞き入っていました。熱心で活発な質疑応答が参加者の意識の高さを物語っていました。

講演で使ったスライド その1「救急医療」(4枚を一つの画像に縮小しています)
PDFでもご覧いただけます。

講演で使ったスライド その2「災害医療」(4枚を一つの画像に縮小しています)
PDFでもご覧いただけます。
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講演会Ⅱ報告(馬渕真希)

2019年01月23日(水)更新
2018年度第二回ミニ講演会のご報告
演題:「演劇には観た人のその後の人生を変えてしまうような力がある」

  • 日時 2019年1月19日(土)
  • 講師 馬渕真希(高39回)
  • 参加者 30名 

 ご自身の経験や影響を受けた作品を通して演劇の世界を紹介していただきました。演劇は演じる者と観る者の一期一会の出会いがあって成り立つという考えをお持ちでした。また所属されている劇団「銅鑼」のメンバーとして以前茨木高校の芸術鑑賞で「センポ・スギハァラ」を公演されたというご縁もお持ちでした。
 
 演劇ワークショップでは、参加者の皆さんも最初は少し戸惑っている様子も見受けられましたが、体を動かしたり声を出したりするうちにすっかり和気あいあいとした雰囲気になりました。最後の「幸せってなんだっけ?」というゲームでは、小さな気づきの積み重ねに皆さんすっかり笑顔になり幸福感あふれる表情でした。


 
◆講演で紹介された写真と配布物
 1枚目は自己紹介
 2枚目は茨木高校時代の演劇部。
 3枚目からは劇団『銅鑼(どら)』の紹介と活動。
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講演会Ⅰ報告(上村真仁)

2018年12月25日(火)更新
 2018年度第一回ミニ講演会のご報告
演題:「サンゴ礁保全と持続可能な地域づくり」

 
  • 日時 2018年12月15日(土)14時~16時
  • 講師 上村真仁さん(高39回)
  • 参加者 23名
 
 2018年は国際イニシアティブ(ICRI)が定めた「国際サンゴ礁年」に当たるそうです。2004年から12年間WWFジャパンの職員として石垣島白保集落に移住、世界的にも貴重な白保サンゴ礁の保全に取り組まれた経験を活かし、サンゴ礁保全のきっかけになればということで、今回福岡から帰阪していただいての講演でした。
 
 白保サンゴ礁保全は白保集落が主体になることが大切であるという信念をお持ちでした。それをベースに地域を活性化する持続可能な村づくりに取り組まれた様子を、スライドや数々のエピソードを踏まえて分かりやすくお話いただきました。若い学生も熱心に耳を傾けていました。
 
 赤土の流入を防ぎサンゴを保全するために植えられた月桃から作られた月桃茶や、ご自身が白保での経験を書かれた本の紹介もありました。最後に上映いただいたビデオは、国連大学サステイナビリティ高等研究所いしかわ・かなざわオペレーティングユニット(UNU-IAS OUIK)のホームページの活動記録動画で視聴可能です。
     里海~沖縄県石垣島白保集落→ http://ouik.unu.edu/videos

★講演でのスライド
 枚数が多いので縮小しています。拡大してご覧ください。
 PDF版はこちらをクリックしてください。
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高碕記念館見学会のご報告

2018年11月26日(月)更新
2018年度第1回久敬会イベント
高碕記念館見学会のご報告
 
 2018年度第1回久敬会イベント「高碕記念館見学会」は、偉大な先輩である中4回高碕達之助氏の記念館を訪問し、「語り継ぐ旅」ということで企画されました。
 
 11月18日(日)13時15分、阪急宝塚線「雲雀丘花屋敷」駅の西改札口にはもうすでに37名の参加予定者全員が揃っていました。両側に並ぶ屋敷を目の保養にしながら急な坂道をしばらく登って記念館の庭園に到着しました。
 
 手入れの行き届いた庭園で、今回の企画の世話役である高19回森幸三郎氏から高碕氏の説明とその人となりや功績がわかるDVD(参加者全員にプレゼント)の紹介がありました。全員で集合写真を撮った後、3班に分かれて、記念館スタッフの案内による見学会となりました。

 案内スタッフの方のお話では、来訪者の興味の対象は、庭園とヴォーリス建築についてか高碕達之助氏に関してかどちらか一方であることが一般的だそうです。これほどすべてを熱心に廻られた団体は珍しいとのことでした。熱心な説明や質問さらにそれに対する説明の繰り返しで、少し時間がオーバーしましたが、参加者の方は充実した時間を過ごされたようで、満足気な表情で記念館を後にされました。
 
◆当日の写真
 写真はスライドショー動画でもご覧いただけます。
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2018年度 久敬会総会・懇親会 のご報告

2018年11月05日(月)更新
2018年度 久敬会総会・懇親会 のご報告

 
  • 日時: 2018年10月27日(土)14:00~16:30
  • 会場: 茨木市役所南館 9F スカイレストラン
  • 次第: 会長挨拶、校長挨拶、会務報告
        弦楽四重奏「Largo」による演奏(高38回森鎌達也氏他3名)
        懇親会
 総会に先立ち、大友康亘前会長(高4回)他この1年間にご逝去された会員への黙祷が捧げられました。総会は樽井美貴子氏(高39回)の司会で始まり、大澤郁夫副会長(高17回)の開会宣言の後、生澤栄子会長(高17回)の挨拶がありました。続いて名誉会長の岡﨑守夫校長(高30回)が挨拶され、本年度より文理学科のみの生徒360名が入学、地震・台風の被害の復旧が完了し、延期となっていた宿泊野外行事が11月に実施される運びとなったことの報告がありました。最後に中村和夫事務局長(高16回)から会務報告があり、長らく空席であった事務局次長に就任された藤井泰則氏(高17回)の挨拶がありました。

 懇親会に先立ち、「Largo」(森鎌達也氏(高38回)他3名)による弦楽四重奏の演奏がありました。スカイレストランから望む北摂の山並みを背景に美しく奏でられるハーモニーに一同聞き入っていました。曲目は「モーツァルト セレナード第13番第1楽章」、「ボロディン弦楽四重奏曲第2番第1楽章」、「情熱大陸」でした。
 
 懇親会では、まず出席いただいた井上一成顧問(高2回)、大木令司顧問(高3回)、橋敏昭元校長、村岡輝一参与元校長の紹介の後、大木顧問のご発声で乾杯し、歓談に入りました。Largoによるポップス、童謡、クラシックの演奏をBGMに楽しい会食と語らいで時間の経つのも忘れ、大いに盛り上がりました。最後は創立120周年記念で制作されたクリアファイルと第4代久敬会会長森脇茂氏(中36回)による揮毫入りの岡本家醸造の「久敬」が当たる抽選会があり、当選者からは歓声が上がりました。続いて、大野裕之氏(高45回)から映画の紹介がありました。茨木市政70周年記念映画「葬式の名人」で、大野氏はこの映画の脚本を担当され、オール茨木ロケで茨木高校内でも多くのロケがされたということには驚きの声が上がっていました。いよいよクライマックス、Largoの伴奏による恒例の校歌斉唱では大きな歌声が会場に響き、橋敏昭元校長の万歳三唱、柴田仁副会長(高22回)の閉会宣言でお開きとなりました。
大木令司顧問 大野裕之氏 柴田仁副会長

 今回参加申込者数が例年になく多く、初めて立食形式での総会・懇親会にせざるを得ませんでしたが、実は総会費と年会費を間違えてエントリーされた方が多かったようです。欠席の方が多かったため、乾杯が終わってから椅子を運び込み、例年と同じように座っての飲食・歓談になり、皆さんにも安堵の表情が浮かびました。閉会後、来年の再会を約束して皆さん名残惜しそうに満足げな表情で会場を後にされました。
 
 参加者は144名。今回の担当は、高19回(井上昇、岡本巧、森幸三郎)、高29回(宮城千恵子、木谷康子、吉田由美子)、高39回(濱野久美、竹島友里、樽井美貴子)、行事委員会(中西、吉田、寺本、根来、岩井、前山、喜田、上田、吉岡、米川、岡崎)、事務局でした。
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2017年度 第4回久敬会ミニ講演会のご報告

2018年05月08日(火)更新
2017年度 第4回久敬会ミニ講演会のご報告
演題: 『テレビと私の来し方行く末』
【クリックして校歌演奏を動画で見る】
 
 
  • 日時 2018年2月17日 (土)14時~16時
  • 講師 谷口泰規(高28回) 
  • 参加者 30名

 会館内のピアノ使用の承認を、前もってご依頼いただいていたが、演奏をしてくださった曲が、校歌のジャズバージョンで、参加者のハートをいきなり鷲づかみ。
 その盛り上がりが冷める間もないほどに、懐かしい映像や画像で、会場の感動の声が鎮まることのないままの2時間でした。

 私たちが知るはずもなかったテレビ業界の歴史などを、興味深く拝見しました。
 最後にもう一度演奏をお願いし、イエスタディと校歌を演奏していただき、参加者も校歌を斉唱しました。
 尚、添付の資料は、肖像権に差し障りの無い範囲に編集し直していただいたので、当日拝見したものよりも少ないことをご了承してください。           
安田智枝 記
 


 
【内容】 講義内容をPDFで見る (4.54MB)

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