辻幹事のあいさつに続き、去る1年間の物故者(甲田正=吹田の町役)の黙祷の後、母校開校110周年記念写真集の購入方の依頼の上宴に移る。
今年は昭和18年卒業時より70周年にあたり、加えて誕生が大正14 ~ 15年で米寿の福寿にあたるという有意義な年である。3時間に渉る各自の人生談は、在学時の思い出、健康状況、あるいは世情談義など際限がないが、誰かがもっと面白い艶っぽい話がないかと活を入れても軌道修正はなかった。歳のせいか。
高層階の会場よりの眺めは西に武庫、六甲、右へ能勢の山並み、そして竜王山、天王山と、三島野を眼下にしてかつての壮々が駈け巡った足跡を偲び次回を約し校歌「天つ空見よ」を合唱して散会となった。
写真は前列左から井上稔、伊東忠夫、奥井清、豊島芳治、後列左から辻二郎、門川仁朗、西田善一、林慶夫、今井広政、中村満郎、川端義則。
(西田 記)