◆高13回 傘寿を祝う学年同窓会◆
高校13回の学年同窓会を地元茨木の老舗割烹「片桐」で2023年11月11日(土)に開催した。 80歳を超えた元気な71名(1958年4月の入学時約390名)が一堂に会した。
実は2020年11月に卒業60周年記念同窓会を予定したが、コロナ禍により3年間の延期となったもの。大阪での学年同窓会は12年ぶりである。
卒業時のご担任の先生方で1組の高橋喜美子先生(97歳)、5組の橋敏昭先生(94歳)が
ご健在なので、この春にお伺いしたところ、お元気な声で「是非参加したい!」とのお話しであったが、今回直前に、ご迷惑をかけても。。。ということでメッセージの代読となったのは残念であった。
さて、午前11時の受付開始には、10名を超えて、30分過ぎには早くも大半の顔がそろった。早速あちこちで話の輪ができ始めた。酔がこない前にと式の前にスズキ写真館による写真撮影となったが、数名が12時ちょうどに到着するなど、何度も取り直しのハプニングもあったが、無事集合写真の撮影が終わった。
12時15分、司会担当の川又幹事(4組)による開会宣言と挨拶、そして物故者への黙祷をささげて同窓会が始まる。
冒頭、5組の永井さんが幹事を代表し、3年間の延期で参加者数が30名を超えれば。。、との危惧をふっとばすように、関東はじめ遠隔地よりの15名を含めて71名という盛大な集まりとなり、感謝と感激であるが、本日は皆さんが夫々の役割を発揮頂き、楽しい食事と素晴らしい舞台を作り上げて頂きたいと宣言。
乾杯の発声は埼玉からの田中勝君(3組)が、欠席者をふくめた学年全員の健康を祈稔して高らかに声をあげ、出席者からも元気な乾杯の声が響き渡った。
高橋先生からは”まず健康で元気に長生きしましょう!”という励ましの言葉、 橋先生からは“2度にわたる茨高とのかかわり、そして素晴らしい教え子の交流が今も続く教師冥利につきる人生である。” という言葉がそれぞれ、1組の荒木さん、5組の笹川君より紹介されて大きな拍手が起こった。
片桐名物の特選ビーフの焼肉を賞味しながら、スマホによる写真の取り合い、そして席を移動するものも出始めて、歓談が30分ほど続いたところで、舞台上でのクラス単位の紹介に移ったのが丁度午後1時であった。クラス毎に10分間の割当ての中で、自己紹介は時々時間枠を飛び出たが、そこは名司会の川又君のおかげでほぼ予定通り午後2時35分に
8組全部の舞台が終わった。 中休み中に2次会の説明となり、この茨木市内では70名
近くを収容できる2次会会場はなく、午後4時までは、ワンコインのコーヒーで、当会場を使ってもよい、との片桐さんのご好意が紹介された。
引き続き、1組の羽磯さんより、1988年春に第1回が始まった「関東学年同窓会」は毎年4月に開催され、今春は第33回となるとともに大阪からの参加者も増え、常に30人を超える集まりとなっていると、その変遷について簡略に説明があった。また、その会を契機に、Internetによる「NLきんきょう」ニュースの編集と配信を始めた編集長山田孝治君
(4組)が元気な声でパンフレットを使っての趣旨説明があり、ニュースへの投稿依頼を行った。
午後3時に校歌斉唱、そして最後の閉会のことばを7組高野さんの挨拶で1部を無事
終了した。 第2部は ほぼ60名が残って、フリーな座席移動によって、個人的な思い出や学校時代のクラブ活動、学校祭(運動会、文化祭)の思い出など盛り上がるなか、1時間はあっというまに過ぎたところで、片桐での4時間にわたる傘寿記念の学年同窓会は無事、盛大に終了した。
(永井隆子 薮内周 記)